10日は「長崎こどもの救急疾患研究会」に参加しました。
3題の演題の最後の「小児の急性中毒事故」しか間に合わなかったのですが、何度かお世話になった大阪中毒110番の遠藤容子先生のお話でした。
こどもの中毒相談ではタバコ関係が多いのですが、タバコの誤飲は嘔吐しやすいために重篤な中毒が起こり難いのに対し、タバコの浸漬液(タバコを浸した水)は急性中毒が起こりやすいそうです。
ボタン電池の誤飲による重篤な事故が増えており、特にリチウムボタン電池は傷害作用が強いそうです。
一番興味を引いたのが銀杏中毒でした。私自身はどちらかと言うと銀杏が苦手なのですが、子どもの場合7〜8個食べただけで嘔吐・嘔気・痙攣などの中毒症状が起こることがあるそうです。
最近ではおとなの薬を子どもが誤って飲んでしまう事故の相談が増えているというお話が最後にありました。
2015年07月12日
長崎こどもの救急疾患研究会
posted by ohisama-kids at 17:59| Comment(0)
| 日記
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