2015年07月23日

おねしょについて

おひさまこどもクリニックではおねしょの治療を行っています。

一般的な生活指導の後、検尿や尿量測定を行っておねしょのタイプに応じたお薬の治療アラーム療法(ピスコール)を選択しています。
おねしょの診断治療には時間がかかり、おねしょのタイプが決めるだけでも数回の来院が必要で毎朝の自宅での尿量測定もそれなり労力がかかりますし、おねしょのタイプによっては数ヶ月お薬を飲んでも効果があまりないときもあります。時間のかかる治療であることをあらかじめご理解下さい。(逆に1週間ほどで治ったケースもあります)
最初の受診はできるだけゆっくり話しを伺いたいので火曜日〜金曜日の午後の前半に来院していただくと助かります。(休日明けや土曜日はゆっくり話すのが難しいです)
電話相談はできませんので、受診をお願いします。混雑軽減のためネット受付にご協力お願いいたします。
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2015年07月13日

おひさまこどもクリニックのワクチン

おひさまこどもクリニックでのワクチン接種にはいくつかの特徴があります。

その1
任意接種(ロタワクチン、B型肝炎ワクチン、おたふくワクチン)の接種を積極的に勧めています。
任意ワクチンは決して安くはない金額がかかってしまうのですが、子どもの事を考えるとぜひ打ってもらいたいと思います。

その2
同時接種です
同時接種は最近では珍しくなくなりましたが、ほとんどのお子さんには3つの注射+ロタのコースをお勧めしていますが、B型肝炎を最初から希望される場合などは4つの注射+ロタワクチンまでは日常的に行っています。
海外渡航などでそれ以上が必要な場合も相談に応じます。
逆に持病等があり一つづつの接種を希望される場合も対応いたします。

その3
個室で待機します
一般患者さんとは別の入口から入って、ワクチン専用の個室で待機していただきます。
このため病気で来院された他の患者さんと接触することなくワクチンの接種ができます。
小さな赤ちゃんが一般患者さんから風邪などをもらうリスクをなくすことができます。
ただし、個室が予約で埋まっている場合には待合室での待機になってしまいますので早めの予約をお願いします。

その4
接種時間が選べます
ワクチンは朝9時から、夕方は5時45分までおよそ45分ごとに区切って予約を受け付けています。
お仕事の都合で朝早くや、夕方遅くしか来院できない場合でもご希望の時間をご予約いただければOKです。
一番の人気は土曜日で、お父さんと一緒に来られる方が多いようですし、どうしても土曜日しかこれないという方には個室なしの待合室待機になりますが診療開始前の8時50分の予約を受ける事もあります。
人気のある時間帯は2ヶ月先まで予約が入っていることがありますので早めの予約をお願いします。

その5
ネットから予約できます
ホームページからワクチンの予約もできます。
日曜日や夜間でも予約できますのでご利用下さい。
連絡先にメールアドレスや携帯番号を入力していただくと接種前日(月曜日の接種の場合はその前の土曜日)にお知らせメールを送っていますので、忘れずに入力して下さい。
こちらから予約できます

その6
各種ワクチンの相談を受けます
A型肝炎(エイムゲン)、狂犬病、髄膜炎菌ワクチン(メナクトラ)なども連絡いただければ対応できます。
在庫はなく、取り寄せになりますので早めにご相談下さい。
海外渡航等の場合は自費で1度受診いただき、ワクチンの接種スケジュールを決めた上で行いますので、余裕をみてご相談下さい。。

前日や当日に風邪症状等があって心配な時もワクチンの前に診察を行ってから接種するか判断しますのでご相談下さい。
喉が赤かったり胸にゼーゼー音がしてワクチンを中止して薬をお渡しする事もありますので、保険証や乳幼児医療券をお持ち下さい。

ワクチンには手間暇とお金がかかりますし、元気な子どもに何本も注射を打つのは辛いことでもありますが、こどものためにも生後2ヶ月を過ぎたらワクチン接種を開始し、任意接種のワクチンも受けるようにしましょう。
タグ:ワクチン
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2015年07月12日

長崎こどもの救急疾患研究会

10日は「長崎こどもの救急疾患研究会」に参加しました。
3題の演題の最後の「小児の急性中毒事故」しか間に合わなかったのですが、何度かお世話になった大阪中毒110番の遠藤容子先生のお話でした。
こどもの中毒相談ではタバコ関係が多いのですが、タバコの誤飲は嘔吐しやすいために重篤な中毒が起こり難いのに対し、タバコの浸漬液(タバコを浸した水)は急性中毒が起こりやすいそうです。
ボタン電池の誤飲による重篤な事故が増えており、特にリチウムボタン電池は傷害作用が強いそうです。
一番興味を引いたのが銀杏中毒でした。私自身はどちらかと言うと銀杏が苦手なのですが、子どもの場合7〜8個食べただけで嘔吐・嘔気・痙攣などの中毒症状が起こることがあるそうです。

最近ではおとなの薬を子どもが誤って飲んでしまう事故の相談が増えているというお話が最後にありました。
posted by ohisama-kids at 17:59| Comment(0) | 日記
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